エアコン(クーラー)の電気代を比較!1時間で料金はどれぐらい?節約する方法は?

エアコン(クーラー)の電気代を比較!1時間で料金はどれぐらい?節約する方法は?

エアコンの電気代については、昔からいろいろな噂が飛び交っています。


「ずっとつけっぱなしにした方が安い」
「いやいや、必要な時だけこまめにつける方が安い」
「設定温度は関係ない」
「いやいや、電気代が高いのは最初だから、最初は温度は強くした方が安い」

いろいろ話は聞きますが、結局どれが本当なのかわからず困っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、気になるエアコンの電気代についていろいろと比較検証をしてみました。エアコンの電気代にまつわる噂を丸裸にしちゃいます!

結局電気代を抑えるにはどうすればいいのか?についても解説しています!電気代を抑えたい人は必見です。

エアコンの電気代って高い……1ヶ月でいくらくらいかかってる?

エアコンの電気代って高い……1ヶ月でいくらくらいかかってる?
冬になると一気に電気代がかさばりますが……結局エアコンの電気代っていくらかかっているのでしょうか?

電気代も内訳が届いたら分かりやすいのに。

一般的な家庭の、1ヶ月あたりの電気代の内訳を見てみましょう。経産省の資源エネルギー庁が、一般的な家庭の冬の電力消費量の内訳を出しています。

電気冷蔵庫
14.2%
照明器具
13.4%
テレビ
8.9%
エアコン
7.4%
電気温水器
5.4%
エコキュート(電気給湯器)
3.8%
温水洗浄便座
3.7%
食器洗い乾燥機
3.7%
電気ポット
3.2%
パソコン
2.5%
炊飯器
2.3%
洗濯機・洗濯乾燥機
2.1%
電気カーペット
2.0%
その他
27.4%

エアコンは上から4番目の位置についていますね。生活に必須な冷蔵庫と照明器具を除けば、テレビの次に電力を食っているということになりました。

テレビのない家なら、TOP3に入ってしまいます!

そして、具体的にいくらかかっているのかという数字ですが、一般家庭ではおおよそ1ヶ月あたり1,300円〜2,000円、年にして8,000円〜10,000円程度かかっていることが分かっています。

月2,000円弱をどう見るか……ではありますが、毎月固定費として出ていっていることを考えるともう少し減らしたいところですよね。

エアコンの電気代比較してみた!

エアコンの電気代比較してみた!

ここまでで、エアコンは大体1ヶ月に2,000円弱くらいの電気代を食っていることがわかりました。ここからは条件を比較しながら、もう少し詳しく検証していきます。

※エアコンの電気代は室内外の温度や部屋の作り、エアコンの種類によって異なるので、今回紹介する金額が皆さんと同じなわけではありません。

エアコン1時間あたりの電気代は?

エアコン1時間あたりの電気代は、以下の式で計算できます。

消費電力(kW) × 電気代単価(27円 / kWh) = 1時間の電気代(円)

ちょっとわかりにくいと思いますので、パナソニックが出している、品番ごとの具体的な数字を見てみましょう。(詳細はこちら)

冷房
3.3円〜19.1円
暖房
3.2円〜33.2円

おおよそ1時間あたり3円〜30円くらいの料金がかかっているようです。幅があるのは、室内外の温度や設定温度、部屋の大きさ・家具の配置などで異なるからですね。

1時間あたりの金額で見てみると、そんなにかかっている感じはしないですね。

エアコンの電気代、冷房と暖房どっちが安いか比較!

上の表にもある通り、冷房と暖房は一般的に暖房のほうが電気代が高くなります。

エアコンは運転を始めてから設定温度に達するまでの間が一番強力に運転するようになっています。つまり「運転開始前と設定温度までの差を埋める」のに大きな電力を消費するということです。

通常、夏と冬では冬の方が設定温度までの差が大きいです。また、空気を冷やすよりも温める方が電力を使うため、差が同じだったとしても暖房のほうがより電気代を食うことになります。

エアコンの電気代、設定温度による違いを比較!

「開始前と設定温度の差を埋める時」に電気代を大きく消費するので、設定温度はなるべく弱めに設定したほうが電気代を抑えられることになります。

夏なら1℃上げる。冬なら1℃下げる。こうするだけでも電気代を節約できます。

エアコンの電気代、つけっぱなしと必要な時だけつけるのどっちが安いか比較!
結論としては「2時間以上部屋を空ける時以外はつけっぱなしでいい」のですが、実際に検証してみました(ちなみに冬です)。

私と同僚の二人で検証。エアコンを全く使っていなかった前月と比べて電気代がどう変わったのかを調べています。

(私)エアコンを1ヶ月24時間つけっぱなしにしてみた

エアコンを24時間、1ヶ月つけっぱなしにしてみたところ、エアコンを使っていなかった前月と比べて電気代が1,500円ほど増えていました。

エアコン代だけで + 1,500円も増えてしまったことになります。

(同僚)エアコンを1ヶ月超こまめに消してみた

徒歩10分のコンビニに行く時でも、お風呂に30分程度入る時でも、こまめにエアコンを消してもらいました。その結果、エアコンを使っていなかった前月と比べて電気代が1,000円ほど増えていました。

こちらはエアコン代は 1,000円ですね。

エアコンのつけっぱなしとこまめに消すの、結局どっちがお得なの?

見出し冒頭でも書いたように、「2時間以上の外出(もしくは睡眠)の場合のみ消す、後はつけっぱなし」が最も効率的です。

理由としては以下のとおりです。

こまめに消すと、その度に「起動のための大きな電力消費」がかかる
こまめに消すと、その度に「室内温度と設定温度の差」ができる
だからといって長時間の外出時にまでつけておくのは無駄が大きい

上記のような理由で、間をとって最も効率的と判断したのが「2時間」です。

さらに、このあと紹介する9の方法を駆使することでさらに電気代を節約できます!

【もっと安く】エアコンの電気代を節約できる9の方法をおすすめ!

【もっと安く】エアコンの電気代を節約できる9の方法をおすすめ!

エアコンの電気代をさらに節約できる方法を9つ紹介します!全部できれば、電気代がグッと安くなるはずですよ。

1. エアコンの設定温度目安は冷房28℃ / 暖房20℃

環境省で設定されている「推奨温度」は夏の冷房が28℃、冬の暖房が20℃です。

はじめは物足りないかもしれませんが、少しずつ慣れてきます。
設定温度を1℃弱めると約10%の電力節減効果がありますので、服を調整するなどして合わせていきましょう。

2.エアコンは自動運転が節約できておすすめ

「除湿」「冷房」「暖房」いろいろありますが、おすすめは「自動」運転です。

自動運転は内蔵のセンサーなどを利用して、最も電力消費が少なくなるように調整してくれます。最近のエアコンならほとんどの機種に付いている機能ですのでぜひ利用しましょう。

3.エアコンのおやすみ・おはようタイマーを利用する

寝ている時のつけっぱなしはコスパが悪いです。

エアコンのおやすみタイマー、おはようタイマーの機能をつかって、寝た1時間後・起きる1時間前以外は消しておくように設定しましょう。

ちなみに就寝時の健康・寝付き・睡眠効率を改善したいなら、エアコンよりも寝具を見直したほうが効果が期待できますよ。

4.エアコンのフィルターを定期的に掃除する

フィルター掃除、していますか?フィルターは掃除していないとどんどんホコリなどで汚れていってしまいます。

フィルターが汚れると、エアコンが本来想定していたように部屋を温めたり冷やしたりできなくなってしまいます。電気効率が著しく落ちるので、フィルターはこまめに掃除してあげましょう。

オンシーズンの理想は2週間に一回。最低でも1ヶ月に1回はおこなうようにしましょう。
オフシーズンにはやらなくても構いませんが、オンシーズンに入る前には一度きれいにリセットしておきましょう。

フィルター掃除は定期的にやれば1回3分程度で終わります!

5.エアコン補助に扇風機やサーキュレーターも検討して

「エアコンは始めが一番時間がかかる」のですが、扇風機やサーキュレーターを併用して部屋の空気を循環させてやることで、その「1番電気代がかかる時間」を短縮することができます。

使い方は以下のとおりです。簡単ですね。

エアコンの風向き:「水平」に設定
扇風機・サーキュレーターの風向き:「天井向き」に設定

6.エアコン室外機もきれいにしておくと◎

忘れ去られがちなエアコン室外機。室外機もきれいにしてあげることでエアコン効率のアップが見込めます。

特に、室外機の周りに草が生い茂っていたり、室外機に雪が乗っかってしまっている場合は要注意。エアコン効率が著しく落ちてしまいます。

室外機カバーというものが売っているので、そういう商品を試してみるのもいいかもしれません。

7.窓やカーテンで断熱を図る

窓やカーテンを断熱効果の高いものに変える方法も有効です。

室外からの冷気をシャットアウトすることで、「設定温度との差」を少なくしようというわけですね。さらに、より弱い設定温度でも満足できるようになります。

窓に貼る断熱シートや断熱カーテンは、Amazonなどの通販でも手軽に買うことができますよ。

8.電力会社を見直してエアコン以外の電気代も節約!

これはエアコンだけにとどまらないですが、この機会に電力会社ごと見直してみるのもおすすめ。

適切に電力会社を選べば家中の電気代が安くなります。昼間もしくは夜間の電気代を安くするプランなども使ってみるとさらにいいかもしれません。

9.省エネ機能の優れたエアコンに買い換えるのもあり

機会があれば、省エネ機能の優れたエアコンに買い替えてしまうのもありです。

最近のエアコンはセンサー、AIなどを搭載しています。「いかに無駄な運転を省くか」に焦点を当てている商品が多いんので、結構古いエアコンを使っている方が買い換えるとグッと電気代を安くできるはずです。

エアコンの電気代を安く済ませられるおすすめの省エネエアコン

エアコンの電気代を安く済ませられるおすすめの省エネエアコン
上でも書いたように、2020年の省エネエアコンは「センサー」がキモです。
実はエアコンの省エネ性能は、ハード面ではすでに完成された節があります。

なのでこれ以上は、いかに無駄な運転を省くか、いかに効率よく部屋を温めるか、といった「センサー」や「検知」が重要になってくるというわけです。

センサー機能に優れた商品を3つご紹介します!

三菱 「霧ヶ峰」 FZシリーズ|エアコンが住宅性能を分析して節約

三菱 「霧ヶ峰」 FZシリーズ|エアコンが住宅性能を分析して節約
「霧ヶ峰」のFZシリーズは「ムーブアイ」というセンサー・AIを搭載したハイレベルなエアコンです。

ムーブアイは、住宅性能を分析することで「ちょっと先の温度」を先読みできます。ムーブ愛が「あ、これから寒くなるな」と思ったら、人間が寒さを感じる前にあらかじめ調整しておいてくれるのです。

同様に、「今は必要ないな」とムーブアイが思ったら、省エネモードで電気だを自動で節約してくれます。かなりおすすめの商品です。

パナソニック 「エオリア」 Xシリーズ|自分の部屋にオーダーメイド運転を

パナソニック 「エオリア」 Xシリーズ|自分の部屋にオーダーメイド運転を
「エオリア」のXシリーズは、人の在 / 不在、人の居場所や活動量、家具の位置や間取りまで計算して自動運転してくれます。

通常の自動運転に比べて様々な事柄を加味した、まさに「オーダメイドの自動運転」。自分の部屋にぴったりな調整をして欲しい方はエオリアのXシリーズがおすすめです。

東芝 「大清快」G-DTシリーズ|無風感冷房で健康と省エネを両立

東芝 「大清快」G-DTシリーズ|無風感冷房で健康と省エネを両立
大清快のG-DTシリーズは、「無風感冷房」が特徴的なエアコンです。

無風感冷房は「風を感じない、のにいつの間にか涼しくなっている」みたいな感じ。風が直接当たると健康によくないですし身体を冷やすことにつながります。無風感冷房のおかげで余計に体が冷えることがないので効率的です。

さらに省エネ性能も充実していて、ほぼ全てをエアコンに任せる「全自動運転」が可能です。どう運転したら省エネになるのかは、エアコン自身に任せる時代です。

まとめ|コツを意識して、エアコンの電気代をしっかり節約しよう!

コツを意識して、エアコンの電気代をしっかり節約しよう!
今回はエアコンの電気代を比較してみました。結論をまとめておきます。

冷房と暖房
暖房の方が高い
1時間当たりの電気代
3円〜30円
適切な設定温度
冷房28℃ / 暖房20℃
消すタイミング
就寝時・2時間以上の外出時

これに加えて、上で紹介した「9の方法」も一緒に試してみてください。

エアコンを最新のセンサー機能が優れたものに変えるのもおすすめです。

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