エアコンの送風の使い道と仕組み!上手に換気して電気代も節約しよう

エアコンの送風の使い道と仕組み!上手に換気して電気代も節約しよう

エアコンの機能・運転モードといえば……

  • 冷房
  • 暖房
  • 除湿
  • 送風

前から思ってたんだけど、「送風」ってなに?わざわざ用意されてるくらいだから何か使い道があるんだろうけど……。

いい質問だね!実は、送風を使うと夏場に電気代を節約できたり、エアコン内部のカビを抑えたりすることができるんだ。知らない人が多いけど、実はすごく重要でおトクな機能なんだよ!

エアコン送風の仕組み

エアコン送風の仕組み

エアコン「送風」=扇風機

空気を吸い込んでそのまま出す…… 要は、扇風機と同じ機能です。

入れた空気をそのまま出すだけで、冷房や暖房のように出す空気の温度を変えるわけではありません(実際、送風運転時には室外機が動いていない)。

扇風機と同じ……って、それメリットあるの?

扇風機と同じってことは、夏場にちょっと涼しい(ように感じる)風が出るくらいじゃないの?それって意味ある?

意味は大アリなんです。

送風機能を使うことで、具体的には2つのメリットが得られます。

エアコン送風機能のメリット①夏場に電気代を節約できる&効率的に部屋を冷やせる

エアコンの電気代の仕組みってわかりますか?

エアコンは「設定温度と実際の室内温度に開きがある時ほど大きな電力を消費する」んです。「エアコンはつけ始めの電気代が高い」と言われるのはこのためです。

で、エアコン送風が電気代の節約に生きるのは主に夏場。

エアコンをつけず、また閉めっぱなしになった室内には熱がこもっています。室外より暑くなっていることもしばしばです。……そんな部屋に出先から帰ってきて、いきなり冷房をつけるのはもったいない!設定温度と室内温度の差が大きすぎて無駄に電力を消費してしまいます。

まずは窓を開け網戸にして、送風運転を使ってあげましょう。10〜30分ほどで構いません。そうすることで熱のこもりすぎた室内と室外の気温・湿度が同じくらいになり、また室内に「空気の流れ」が出来上がります。

30分ほど送風運転したら、窓を閉めて冷房に切り替えてあげましょう。室内温度は送風運転前に比べすでに下がっていますし、送風で出来上がった空気の流れに冷房が乗っていくので部屋全体をスムーズに冷やせます。

エアコン送風機能のメリット②エアコン内部のカビを抑制できる

エアコン内部ってカビの温床になりやすいんです。

冷・暖房で内部に結露が起こりやすいからですね。たまにエアコンから出てくる風が変なにオイの時がありますが、あれはカビのニオイです。

送風運転は、カビの原因になる内部の結露や湿気を取ってあげるのに役立ちます。

具体的には、冷暖房を使い終わった後に2時間ほど送風を回してください。そうすることで内部の湿気や結露がなくなり、エアコン内部の清潔を保てます。

エアコン内部が汚れると運転効率も落ちますから、これは必ずクセづけておくといいですよ。ちなみに最新エアコンでは、冷・暖房の運転後に自動で送風を回してくれる機種も増えてきました。

エアコン送風はそれ自体の電気代も安い!

エアコン送風はそれ自体の電気代も安い!
扇風機と同じくらいの機能ですから、電気代もめちゃくちゃ安いです。

一般的にエアコン冷・暖房の電気代は1時間あたり3円程度と言われていますが、送風の電気代はなんと1時間あたり0.3円程度です。およそ10分の1ですね。

エアコン送風に関する疑問 Q&A

エアコン送風に関する疑問 Q&A
最後に、エアコン送風に関するよくある質問に答えていきます!

エアコン送風と除湿の違いはなんですか?

エアコン送風は、取り込んだ空気に何もせずそのまま放出します。これにより空気の循環を行う、いわば扇風機と同じ機能です。

一方除湿は、取り込んだ空気に含まれる水分(湿気)を抽出し、乾燥させた空気を放出します。

除湿は機種によって2種類あり、取り込んだ空気の水分を抽出する際に一緒に温度も冷やすものと、温度は変えず水分だけを抽出するものとがあります。「除湿なのになんか冷える気がする」場合は前者の除湿です。

エアコン送風がない機種の場合はどうしたらいいですか?

送風が用意されていない場合は、「31℃に設定した冷房」を使いましょう。これは送風とほぼ同等の効果があります。出てくる風の温度も室内温度とほぼ同じになります。

※「暖房の温度を下げて使う」のは意味がないので注意してください。暖房は室外の空気が冷たいことを前提とした仕組みになっているので故障の可能性があります。そう風と同じ効果を得たいなら、冬でも冷房を使います。

扇風機で代用してはいけないんですか?扇風機との違いはなんですか?

以下のような違いがあります。

空気の循環 エアコン内部の湿気とり
扇風機
エアコン送風

扇風機なら体の近くに置いて直接風を感じたりもできますが、体に悪いのでそれがメリットかというと微妙なところ。

送風機能がついているなら基本的にエアコンの送風を使ったほうがいいでしょう。

エアコン送風の夏と冬での使い方の違いを教えてください。

夏は、冷房を回す前の10〜30分程度、窓を開けて送風を回しましょう。その後に冷房に切り替えます。また、冷房運転後に2時間ほど送風を回します(この時窓は閉めていてOK)。

冬は、暖房運転後に2時間ほど送風を回します(窓は閉めたままでOK)。

まとめ:エアコンの送風を上手に使って電気代を節約しよう!

エアコンの送風を上手に使って電気代を節約しよう!
エアコンの送風を上手に使えば、ただ冷・暖房を使うよりも効率的にエアコンを使えます。

電気代も節約できるので、ぜひ活用してみてください!